menu
FROM THE ORIGINS TO MYTH
FROM THE ORIGINS TO MYTH
75 years young

戦後の復興が求められていたこの国において、アイデアと創造性と希望に満ち溢れたベスパは、
その最初の登場から生きる喜びと未来に向けた戦いを表現しており、それ故にすぐに世界中の少年少女にとって自由と解放の象徴となりました。このようなベスパの価値観は、その時々で常に最先端の『Made in Italy』のスタイルと技術を誇り、時代を越えて受け継がれてきました。

FROM THE ORIGINS TO MYTH
The start of an adventure
When innovation inspires revolution

Vespaの革新的な歴史を語る上で、このブランドが産声を上げた時のエピソードは欠かせません。
誕生の年である1946年から、革新性と独創的なスタイルというアイデンティティは現在まで引き継がれ、時代の哲学とともに進化を遂げてきました。第二次世界大戦後のイタリア復興期に登場したVespaは、瞬く間に人々の心を掴みました。

  • When innovation inspires revolution
  • 実用的で美しくかつ独創的な初代Vespaを設計したのは、航空エンジニアであるCorradino d’Ascanio(コラディーノ・ダスカニオ)でした。テクノロジーファーストの精神とクリエイティビティ、機能性やエアロダイナミクスをブレンドした彼のシンプルな設計思想が、後世まで愛されるVespaの基礎を創りました。

    Vespaは当時の人々の生活にも、今日まで続く革新的な影響をもたらしました。ライダーたちの街での生活に、彩に満ちた楽しい移動方法を提供することで、人々のライフスタイルをも進化させたのです。

  • 航空機メーカーであったピアッジオ社が初めて生みだすスクーターであるMP6のプロトタイプ開発現場で、ピアッジオ社の代表であるEnrico Piaggio(エンリコ・ピアッジオ)はしなやかなラインを描く2ストローク98ccエンジンが奏でる特徴的なエンジン音を聞いた時、「まるでVespa(蜂)みたいだ!」と叫んだといいます。これこそがブランド名の由来でもあり、後に世界中に広まった有名な広告キャンペーンの元ともなりました。

  • When innovation inspires revolution

1950年代には、イタリア語で Vespizzatevi!( “Let’s Vespa!”)というスローガンが生み出されました。これは深刻化する大気汚染を少しでも緩和するために移動手段としてより小さなVespaを活用しようという、当時としては時代の先を行く画期的なコンセプトでした。この伝説的なスローガンは、再び日の目を見ることとなりました。人々に移動手段だけではなく、自由をも提供するという意味も込められたこのスローガンは多くのライダーの心に響きました。

FROM THE ORIGINS TO MYTH
1950年代までの代表的なベスパ ▼
  • VESPA 98
    VESPA 98
    1946

    1946年4月にこの機能的で革新的なスクーターはローマのゴルフ場で発表されました。フロントシールドには、従来のPiaggio Aircraftから新しいロゴへと変更されたエンボス加工のエンブレムが装着。Vespaはただちにメディアの注目を集め成功しただけでなく、多くの人から驚きや懐疑的な目も向けられました。スタンダードモデルは55,000リラ、デラックスモデルは65,000リラで発売されたVespaは小規模のディーラーネットワークで販売を開始しました。

  • VESPA 125 CORSA “ALLOY FRAME”
    VESPA 125 CORSA “ALLOY FRAME”
    1949

    1949年にVespaは航空機に使用されるアルミニウムとリベット留め加工を用いて、レース用シャシーを開発しました。アルミニウムホイールは40年代当時としては非常に先進的な技術でした。 燃料タンクとステアリングポジションはライダーオリエンテッドなもので、ハイスピード走行に適したもの。Vespa 125cc Corsaは多くのレースに出走し、1950年には多数の勝利を獲得しました。ジュゼッペ・カウ(Giuseppe Cau)とディーノ・マッゾソシーニ(Dino Mazzoncini)はボローニャ選手権で1-2フィニッシュ。カウは同じ年にペルージャサーキットでVespa 125に乗って勝利を獲得しています。Piaggioによって、全世界で6台のレース車両といくつかのプロトタイプが製造されたのみのモデルです。

  • VESPA 125
    VESPA 125
    1949

    1948年にPiaggioは新しいVespaを発表しました。1946年から1947年の間に、1183台の125ccモデルがイタリア国外、主にスイスに輸出されました。1947年の終わりにエンリコ・ピアッジオ(Enrico Piaggio)は、98ccモデルの生産を終了して125ccにシフトすることを決定しました。フロントサスペンションを改良し、エンジンや補機類にアクセスしやすいようにエンジンフードはリフトアップされました。1948モデルのVespa 125は新しいギアボックスと冷却システムを備えており、今日もPiaggio Museumで展示されています。

  • VESPA SILURO (TORPEDO)
    VESPA SILURO (TORPEDO)
    1951

    1951年にVespaは最も名声のある記録”Flying Kilometer”を達成しました。ローマの近くの高速道路で2月9日から11日に、コラディーノ・ダスカニオ(Corradino D’Ascanio)によってデザインされ、ディーノ・マッゾソシーニ(Dino Mazzoncini)が乗る2気筒のVespa Siluro (17.2hp/9500rpm)は平均時速171.1 km/ h、21.4秒のFlying Kilometer新記録を打ち立てたのです。

  • VESPA 125
    VESPA 125
    1951

    1948年の時と同じように1951年もVespaにとって成功の年でした。進化した技術と美しさが受け入れられて出荷台数は伸びましたが、1951モデルが有名になったのはロマンティックで忘れ難い名作「ローマの休日」での登場が理由です。オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)とグレゴリー・ペック(Gregory Peck)によるこの映画は不朽のラブストーリーとして今日も愛されています。

  • VESPA 125 “SIX DAYS”
    VESPA 125 “SIX DAYS”
    1951

    Vespa 125に似ていますが、Six Daysは燃料タンクの形状や湾曲したシールド、そして大型キャブレーターに対応するために大きくなった右サイドバッグが特徴です。1951年に開催されたTwenty-sixth International Six Daysでの優勝にちなんでSix Daysと名付けられています。ビアスチ(Biasci)、カウ(Cau)、クラッブス(Crabs)、マッゾソシーニ(Mazzoncini)、メルロ(Merlo)、ネスティ(Nesti)、オペッソ(Opesso)、ライヴァ(Riva)、ロマノ(Romano)そしてビバルディ(Vivaldi)によるPiaggio Racing Teamの活躍によるものです。イタリアモーターサイクル連盟からも、三人のライダーが表彰を受けました。

  • VESPA 125U
    VESPA 125U
    1953

    7000台しか製造されなかったUモデルはVespaコレクターの必須アイテムです。ユーティリティにちなんだVespa 125Uは1953年に発売されたエコノミー仕様です。Lambretta社との競争で作り出されたこのモデルは110ドルで発売されました。Vespaとして初めてヘッドライトはハンドルバーに装着されました。

  • VESPA 150 GS
    VESPA 150 GS
    1955

    150 GSはVespaだけでなくスクーター全体にとって画期的なモデルです。世界で最も美しいスクーターとして記憶され、今日でもその通りです。50年代にはVespaは若者が自分自身を表現するシンボルになりました。マスマーケットへの進出に向けて、より静かでパワフルなエンジンを開発しました。Vespa 150 GSは、Piaggio Racing Teamによってテストされスポーツバイクとしても確かな性能を持っていました。エンジンは最高出力8hp/7500rpmを発生し、4速のマニュアルギアボックスを装備しました。大型のシートと10インチのホイールは根本から設計しなおされたものです。初期モデルがPiaggio Museumに展示されています。

  • VESPA 150
    VESPA 150
    1956

    初めてのVespaから10年が経った1956年、ポンテデーラの工場では100万台目のVespaを製造しました。Vespaの成功は、関係者すべての期待に応えるものでした。伝説のスクーターは、125cc、150cc、そして150 GSをラインナップするようになりました。新しいVespa 150は進化した性能と、ハンドルバーの上部に装着されたヘッドランプを持ちます。発表時の価格は148,000リラでした。

  • VESPA 400
    VESPA 400
    1957

    PiaggioはVespaの4輪進出を決めました。2ストロークエンジンをリアに搭載したVespa 400はコラディーノ・ダスカニオ(Corradino D’Ascanio)によってデザインされたものです。1957年に発表されたVespa 400は3万台が製造されました。

Two-wheeled fashion
The fashion of moving
Two-wheeled fashion

1960年代初頭、マスメディアはモッズと呼ばれる用語を使用し始めました。モダンでファッショナブルなモッズと呼ばれるライフスタイルは、すぐさま英国の国境を超えて若者世代の流行となっていき、モッズは当時の若者の美学や政治観をも代弁するようになりました。ストリートは若者のライフスタイルを表現する場ともなり、イタリアはモビリティの新たなスタイルを発信する中心地となりました。

  • Two-wheeled fashion
  • モッズは、都市部のモビリティとライフスタイルにとても大きな影響を与えました。若者たちのコミュニティーでは、ストリートを走るVespaはモッズの固定概念に囚われないファッションやライフスタイルを表現する役割も担う存在となりました。

  • その時代、ロンドンのストリートでは常識にとらわれないエキセントリックなルックスのVespa GSをよく見かけることができました。
    グループでVespa GSに跨る彼らは、まさにモッズの非公式ロゴであるユニオンジャックやイギリス空軍のシンボルで表現されているような決意とチームスピリットを体現していたのです。

  • Two-wheeled fashion
Two-wheeled fashion
  • Vespaが世界的に広まるにつれて引き起こされたスタイル革命と、カジュアルなスクーターファッションへの興味の高まりはストリートからファッション業界へと伝わり、クリエイティブディレクターやファッションブランドにも影響を与え、数々のコラボレーションを生み出しました。
    革新的で、楽しくユニークなVespaのさまざまなモデルは、ラグジュアリーブランドや若いファッションデザイナーにも影響を与えました。Vespaの持つ独創性や熱気、型にはまらないメンタリティを共有するデザイナーたちとのコラボレーションは、その屈託のない楽しみ方を人々に伝え続けてきました。

  • Two-wheeled fashion

Vespaとファッションの世界とのつながりは、2000年代以降さらに盛り上がりを見せています。2002年のVespa ETモデルでは、Agent Provocateur / Vivienne Westwood / Donna Karan / Givenchy / Dolce & Gabbanaとのコラボレーションが実現しました。また、Vespa 946ではVogue / Emporio Armani / RED / Christian Diorとのコラボレーションが、さらにVespa PrimaveraではSean Wotherspoonとのコラボレーションが行われました。

Two-wheeled fashion
1960年代の代表的なベスパ ▼
  • VESPA 50
    VESPA 50
    1963

    Vespaは容易な維持費と満足出来る性能で若いライダーの間で非常に人気な乗り物となりました。更に多くのライダーに満足してもらうために、Piaggioでは50ccモデルを企画しました。キャッチコピーは「若く、そしてモダン……言葉は要らない」でした。1963年の道路法により、このベスパはライセンスプレート無し、14歳以上なら免許無しで運転出来ました。Vespa 50はコラディーノ・ダスカニオ(Corradino D’Ascanio)によってデザインされた最後のスクーターでもあります。50ccのVespaは今日に到るまで300万台以上が製造されています。

  • VESPA ALPHA
    VESPA ALPHA
    1967

    映画「Dick Smart, Agent 2007」で使用されたこの乗り物は、PiaggioとEnglish Alpha Willisの協力でVespa 180 Super Sportをベースに造られました。映画の中でのこのスクーターは道路を走るだけでなくヘリコプターのように飛び、潜水艦にもなることが出来ました。

  • VESPA 125 PRIMAVERA
    VESPA 125 PRIMAVERA
    1967

    125 VMA1に由来する125 Primaveraは発売直後から成功を収めました。パフォーマンス、ハンドリング、そしてパワフルなエンジンによって60年代を代表する成功を収めたのがPrimaveraです。若い顧客に向けてPiaggioでは「With a Vespa you can be」というキャッチコピーをつけました。16歳のスポーツや野外活動を愛する少年に向けて、Vespaなら渋滞で待ち合わせに遅れることもないという事を表していました。長いシャシーによって、二人乗りを容易にしたモデルでもあります。

  • VESPA 180 RALLY
    VESPA 180 RALLY
    1968

    Vespa Super Sport 180の成功を受けて、Piaggioは新しい180ccの高性能モデルを開発しました。完全新設計のエンジンとシャシーを持ち、ハンドルバーとシートの意匠を変更したモデルです。Vespa Rally 180は1968年から1973年までの間で2万6000台が製造されました。

How mobility makes it always feel like spring
A natural harmony
How mobility makes it always feel like spring

Vespaはずっと、自然や環境との調和を大切にしてきました。
Vespa(蜂)と名付けられたそのスクーターは環境とのハーモニーを奏でてきました。Vespaに乗ること、それは効率性や低燃費のためだけの選択ではなく、新たなライフスタイルの選択とも言えます。こういったブランドのキャンペーンは、1950年代から60年代にかけてのブランド初期の頃から始まっていました。Vespaは単調な毎日からの脱出、遠く旅することや幸せで生き生きとしたクリーンな世界との新たな出会いをつくるという夢を持ち続けてきました。

  • How mobility makes it always feel like spring
  • 他にも、渋滞に巻き込まれる退屈な車生活へのアンチテーゼを表明するキャンペーンも行われ、Vespaに乗ることは「都市生活の疲れを癒やし」、「自然との距離をより近く感じられる」ことを人々に伝えてきました。これらのキャンペーンを通じて「Vespizzatevi (1950-54)」、「Con Vespa si può (1968)」、「Chi vespa mangia le mele (1969-71)」等の有名なキャッチコピーが生み出されました。

有名なキャッチコピーはまだまだ存在します。「Respira chi Vespa (1972)」 (“Those who Vespa breathe”)や、「Splende chi Vespa (1972)」 (“Those who Vespa Shine”)などに続き、ビーチタオルとVespaの「I sono il mare(1983)」 (“Today I am the sea”)や、ハイキングブーツとVespaの「Oggi sono il bosco (1983)」 (“Today I am the forest”)などのVespaと自然との調和を表現したコピーも登場しました。 90年代後半のカレンダー画像にも採用された、Vespaの形が草花の組み合わせで描かれた画像も忘れてはいけないキャンペーンの一つです。

How mobility makes it always feel like spring
  • もっとも有名なキャンペーンと言えば、「sardomobili」でしょう。1970年代の環境意識の高まりの中で、Vespaよりも騒がしい車に少しばかりの皮肉を込めて、Gilberto Filippettiによって考案されました。 4つの車輪がついたカラフルな”Sardines”(イワシ)をモチーフにしたこのキャンペーンが誕生したのは1972年。ガレージの中の自動車は「太陽を楽しまず」、「空気を盗み」、「常に競い」、「誰かを愛ず」、「クラクションを鳴らし叫び」、「時間を奪う」といったイメージで表現されています。かたや、Vespaを選んだ人は「輝き」、「呼吸し」、「平和を尊び、尊敬され」、「叫ぶ代わりにささやき」、そして「より早く到着する」といったイメージで表現されています。このキャンペーンでは、「sardmobili」はポスターの中だけではなく、現実世界の街中や道でもよりスペースを取り、空気を汚染し、騒音を撒き散らす存在として描かれています。

  • How mobility makes it always feel like spring

そして時は経ち、2018年のVespa Elettricaは、静けさと素晴らしいライドフィール、そして上質な生活の代名詞となりました。Vespaを選ぶこと、それは美学へのこだわりと群衆から一歩先をゆく精神を表しているのです。
 「sardomobili」が象徴するような、時代遅れで従順で不自由な大人の世界の解決策としてVespaが描かれているという点は見逃せないポイントです。Vespaは、穏やかで環境に優しくクリーンでフレッシュ、エネルギーに溢れた色彩豊かな世界の象徴なのです。  革新的モデルであるVespa Primaveraが”春”という季節の名を冠するように、Vespaは永遠の春のメタファーにもなりました。1960年代後半から70年代初頭の当時から75年近く経った現在まで、ベスパは環境への取り組みを維持しながら、テクノロジーを日々磨き上げ、今日の新しい“revolution on wheels.”(車輪の上の革命)を体感したい人々の期待に応えるべく歩み続けています。

How mobility makes it always feel like spring
1970年代の代表的なベスパ ▼
  • VESPA 125 ET3
    VESPA 125 ET3
    1976

    海外仕向地のために開発された125 ET3は、イタリア仕様のET3に専用シートとファンカバーを装着し、多くのカラーをラインナップしました。90年代中盤まで日本でも発売されていたロングセラーモデルです。

  • GIANT VESPA
    GIANT VESPA
    1977

    PXを代表する新型ラインナップVespa T5を予告するモデルとして1977年にパリで発表されました。アーティストのステファーノ・トネリ(Stefano Tonelli)によってデコレーションが施されたGiant Vespaは、Piaggio Museumでオリジナルの赤色にレストアされたGiant Vespaの脇に展示されている写真で見る事が出来ます。

  • VESPA P125X
    VESPA P125X
    1978

    1977年のミラノショーで発表された新しいVespa PX 125は若い世代に人気のモデルとなりました。直線基調のデザインと大型のシャシーは一目でPXと判るものです。スピードメーターはハンドルバーに内蔵され、新設計されたものです。テレスコピックショックアブソーバーの取付位置を改良した新しいフロントサスペンションを装備していました。

The pink side of Vespa
Freedom to go your own way
The pink side of Vespa

Vespaの進む道は常に変化の連続です。時代に応じて移動手段も変化し、ライフスタイルもまた変化していきます。  1980年代には、他のどの時代よりも多くの女性がVespaのユーザーとなりました。 女性たちのパワフルな色使いのアスリージャーファッションを通じた自己表現もその大きな変化を彩っています。 この時代の女性のファッションは、注目を集める挑発的な方向に進んでいきました。

The pink side of Vespa

80年代のファッションは、過剰で誇張ぎみで突飛とも言える要素を内包し、さらに不遜さと巧妙さも視覚的要素に取り入れていました。革新的かつ大胆なスピリット、色鮮やかな車体を誇るVespaとのコラボレーションが生まれるのは自然なことでした。

  • The pink side of Vespa
  • 1940年代の広告から、その後もシネマ等を含む多様化するメディアへ展開されてきたVespaのキャンペーンにおいて、女性に関する表現がどのように進化してきたのかも注目すべきポイントです。これらのイメージを通じて、女性を取り巻く価値観形成や移動手段の進化の様子を見て取ることができます。

  • Vespa、女性、そして色使いの3要素、それは80年代のVespa PXや映画のカメオ出演、ストリートを駆け抜けるライド、スナップショット、Sean WotherspoonブランドのTシャツから人生のあり方に至るまで、全てのものと共通する要素なのです。 肝心なこと、それはVespaが楽しさと自由、そして固定観念にとらわれたルールを打破する勇気をも体現しているということなのです。

  • The pink side of Vespa
The pink side of Vespa
1980年代の代表的なベスパ ▼
  • VESPA 50 S
    VESPA 50 S
    1985

    いくつかの海外仕向地の要望を受けて、スポーツ仕様の50ccモデルをPiaggioは開発しました。スタンダードモデルと同じシリンダーを使用しながら、エンジンは高出力を発生しました。

  • VESPA 125 T5 POLE POSITION
    VESPA 125 T5 POLE POSITION
    1985

    1985年に完全に新しく再設計されたベスパとして開発されたVespa 125 T5ポールポジションには、パフォーマンスを向上させる新しいエンジンが搭載されていました。 アグレッシブなライン、スポイラー、フロントガラス、デジタルタコメーターがそのスポーティなキャラクターを強調。この時代、ベスパは日本製スクーターとの激しい競争に立ち向かわなければなりませんでした。


Building the art of moving
Inspiration fuelled by design
Building the art of moving

Vespaの誕生50周年を記念して、1990年代には新たにETモデルが登場し、ブランドの広告キャンペーンでは高品質なグラフィックデザインを軸に据えた創造的な新しい取り組みが行われました。 これらの広告は、単純かつユーモアに富み、ベスパのシンプルで特徴的な形状も表現手段として用いられました。

Building the art of moving
  • Building the art of moving
  • 1990年代以前も、Vespaはあらゆるジャンルのアーティストから高く評価されてきました。アーティストたちとの連携により、Vespaは数え切れないほどの方法で何十年にもわたってVespaを愛する人々のクリエイティビティを自然に刺激してきました。多数のコラボレーションは多様でありながらも、過去も現在も遊びを表現の軸に据え、ユニークで芸術的な作品たちを生み出してきました。

    • Building the art of moving
    • Building the art of moving

古い時代の例には、Renato Guttusoによる「Gita in Vespa」という絵画や、Leo Longanesiによる「surrealistic accents」という20世紀スタイルのユーモラスな視覚言語があげられます。1950年代のこの2つの作品において、Vespaは絵画の重要な題材であり、また創造的なインスピレーションのきっかけにもなりました。1960年代には、空間的で想像力に富んだアプローチによる「独創的な発見」の実験が行われました。Vespaは、ブランドの独自ビジュアルマーチャンダイジングプロジェクトに3次元のビジュアルを採用したキャンペーンを開始しました。Corradino d’Ascanio(コラディーノ・ダスカニオ)によって設計された「形而上学的ディスプレイ」では、Vespaは噴水の上に吊るされ、ボディに隠されたジャイロスコープカメラからの映像は綱渡りのようにバランスをとっている様を映し出しています。乗り物という枠をはるかに超え、まさに輝かしいイノベーションの例となりました。

Building the art of moving
1990年代の代表的なベスパ ▼
  • VESPA 50 SPECIAL REVIVAL
    VESPA 50 SPECIAL REVIVAL
    1991

    ベスパファンの熱い要望に応えるため、90年代初頭に復刻されたベスパ50スペシャルは、60年代の若者の間で最も人気を博したモデルでした。 世界中で高い評価を得たこのモデルは、限定3000台の特別なベスパです。 当時のスタイルに憧れるファンのために企画、製造されたこのモデルは伝説的なプロダクトとしてニューヨーク近代美術館に展示されていました。

  • VESPA ET2/ET4
    VESPA ET2/ET4
    1996

    1996年にVespaはエレガントな形と一目で判るデザインを失う事なく、累計300万台の製造を達成しました。しかしながら、長い歴史の中で、技術革新や快適性の向上が求められたのも事実です。新世代のVespaには3種類のバージョンが用意されました。Vespa ET4は環境性能に優れた4ストロークエンジンが採用された125ccモデル。Vespa ET2は信頼性の高い125ccの2ストロークエンジンを採用。Vespa ET2 InjectionはFAST (Fully Atomized Stratified Turbulence)エンジンを採用したインジェクション仕様。ダイレクトインジェクションシステムを採用した初めての2輪車で、30%の燃費向上と70%の環境性能向上を達成しました。

Radiating new energy
Celebrating a new beginning
Radiating new energy

1946年の誕生以来、ベスパは、楽しいライフスタイルを提供することに焦点を当てた革新的なブランドとしての地位を確立しています。 女性と共に歩み、芸術や創造性の世界との密接なつながりを維持してきました。

Radiating new energy

ベスパの旅はコミュニケーションを通じて構築され、現在ではブランドとして確立した「二輪車」は、遺産、現代性、ライフスタイルファッションの3つの魂を包含し、「モビリティのアイコン」となっています。創造性とエンジニアリングを融合させたDNAのおかげで、世界中に広がるコミュニケーション革命を創造しました。 ストリートを舞台に選んだ若者たちの変化への欲求は、モッズ文化によりますます人気が高まり、オリジナリティ、活気、独創的なメンタリティ、そして楽しさを旗印に、新しいコラボレーションを通じて特徴あるライフスタイルを表現してきました。

このベスパの活力はすべて、モデルのカラーやストリートウェアデザイナーとのコラボレーションによるユニークな視点にはっきりと表れています。革新的で独創的なベスパは、過去数十年のコミュニケーションの精神に従って、進化するコンテンポラリーな乗り物であることがすぐに証明されました。

Radiating new energy

ベスパ75周年記念スペシャルエディションは、75周年を祝うために特別なカラーリングに身を包み、モビリティとライフスタイルの両方の観点から、自由の乗り物として選んだすべての人々と一緒に、未来を築いていきます。

ベスパ75周年記念スペシャルエディションは、象徴的な数字“75”と、マットメタリックのパイライトイエローのディテールと、それとは対照的なエレガントで光沢のある独特のサルファーイエローメタリックのカラーリングは、1940年代の色を再解釈し、活気に満ちた現代を示しています。

75thYearsYoung
Vespa 75th スペシャルサイト
2000年代の代表的なベスパ ▼
  • VESPA LX
    VESPA LX
    2005

    約40年前、大型シャシーを採用したVesponeに対して小型シャシーを採用したVespinoというモデルがありましたが、そのVespinoの再来として知られたモデルです。もちろん非常にモダンなルックスとテクノロジーを採用していました。Vespa LXは46万台を販売し大成功を収めたETの後継モデルとして発表され、最新テクノロジーを採用した4種類のエンジンを搭載していました。50ccの2ストローク、50ccの4ストローク、そして125ccと150ccの4ストロークエンジンです。

  • VESPA GTS 250 IE
    VESPA GTS 250 IE
    2005

    今でもコレクターとファンを魅了してやまないVespa GS(Gran Sport)の発売から半世紀を迎えるにあたって開発されたのがGTS 250 ieです。Vespa史上最もパワフルで速いGTSモデルは2011年には300クラスへと成長し、電子インジェクションと水冷機構を装備した4バルブエンジンを採用しました。Vespa GTSには前後共にディスクブレーキシステムが採用されています。

  • VESPA GT 60° 250 CC
    VESPA GT 60° 250 CC
    2006

    Vespaの60周年を記念してファンに向けて贈られたギフトがVespa GT 60° 250 ccです。高級な素材や特別な仕上げを持つ限定モデルは999台のみが製造され、Vespaの長い歴史の中でも一つの記念碑となっています。

  • VESPA 946 ARMANI
    VESPA 946 ARMANI
    2015

    Giorgio Armaniの40周年と、Piaggio Groupの130周年を記念して2015年に企画されたモデルがVespa 946 Armaniです。Emporio Armaniは特別にVespa 946をデザインしました。Armaniの特徴である控えめなカラーリング、太陽の下でのみグリーンに見えるグレーカラーを採用しました。サテンフィニッシュのメタルパーツとマットカラーのトリムを採用。Emporio Armaniの文字はサイドに、ブランドシンボルの鷲の紋章はヘッドランプ内に描かれています。

  • Primavera 70th ANNIVERSARY
    Primavera 70th ANNIVERSARY
    2016

    ピアッジオグループは、ベスパ生誕70周年を記念してベスパファンに最も愛されているプリマベーラシリーズに特別仕様車を用意しました。

  • VESPA ELETTRICA
    VESPA ELETTRICA
    2018

    イタリアの洗練されたスタイルに、最新のテクノロジーを融合させた、比類ないモダンアイコンとして誕生したベスパ・エレットリカ。これまでの常識を覆す、静寂をまとう先端のモビリティは、妥協することないユニークなベスパならではのデザイン、カスタマイズ性、そして手頃な価格設定で世界を驚かせました。ベスパにとっては当たり前の価値観を包括的に表現したこのエレットリカは、これまでのベスパブランドをさらに数歩先へと歩みださせるモデルとなりました。

  • SEAN WOTHERSPOON X VESPA
    SEAN WOTHERSPOON X VESPA
    2019

    Vespaと新進気鋭のクリエイター、ショーン・ワザースプーンのコラボレーションで、これまでの常識を覆す大胆なスタイルのモデルが誕生しました。 このモデルを世に産み出した創造的なエネルギーは、それを受け入れることができる新しい世代にとっても、将来のトレンドを思い描く共通の希望と情熱を備えています。

  • GTS 75th
    GTS 75th
    2021

    時代を超越したアイコンとして、Vespaは歩み続けます。 生誕75周年を記念したこの特別なモデルは、パイピング付きグレーのヌバックサドル、グレーのペイントにダイヤモンドカット仕上げを施したホイール、「ネクタイ」の装飾を含む、多くのクラシックなクロームディテールが特徴となっています。